英会話のオンラインレッスンを受けてみて、発見したこと【日本語教師視点で】
Nihongo friends のみなさん、こんにちは。
MIKIです。
オンラインレッスンで日本語を教え始めて、2年目になりました。
2年前のオンラインレッスンを始めようと思った時、どうやって始めていいかわからずにいました。
周りに聞ける人もいませんし、オンラインの先生で「オンラインレッスンのはじめ方講座」のようなレッスンをしている先生を見つけることはできませんでした。
[chat face=”WERMxLFC_400x400-e1535697946431.jpg” name=”” align=”right” border=”gray” bg=”none” style=””]どうしようかなぁ[/chat]
いろいろと考えている時間がもったいない、と思い、まずは自分がオンラインレッスンを受けてみようと決心し、受けたところ色々な発見がありました。
今日はその発見したことについて、みなさんとシェアしていきたいと思います。
こんな人にオススメ
これからオンラインで語学教師を始めよう!
オンラインで語学を教えるってどんな感じ?
みなさんの参考になれば嬉しいです。
それでは、早速いってみよう!!
オンラインレッスンは受けていた。
息子がね。えへ。
オンラインでの語学レッスンは長男の英会話レッスンで活用していました。
息子の様子を見ていて、逃げ場のないマンツーマンの英語のレッスンはとてもコスパのいいレッスン形態でした。
親としては
- 送迎しなくていい。
- レッスン中でも家事ができる。なんなら、おやつも食べられる。
この点がとても魅力的で、続けていました。
そんなこともあり、オンラインレッスンの雰囲気はなんとなく分かっていましたが、自分がレッスンをする立場となると、どうしたらいいかわかりませんでした。
しばらくの間、息子のレッスン中、おやつを食べるのを我慢して、画面の向こう側の先生をよく観察してみました。
そして、わかったこと。
[chat face=”WERMxLFC_400x400-e1535697946431.jpg” name=”” align=”right” border=”gray” bg=”none” style=””]テンション高いな〜〜[/chat]
よし、私もオンラインレッスンを受けてみよう。
息子のレッスン見学では先生がテンションが高かったことがわかりました。
これはきっと小学生が相手だからでしょう。
ということで、私自身もオンラインで英会話レッスンを受けてみることにしました。
対面の日本語の授業と違うので、次の点について注目してみましたよ。
- 最初の一言は?
- ウォーミングアップは?
- 便利な道具はある?(別記事にします)
- どうやって終わる?
オンラインレッスンを受けて分かったこと
最初の一言
オンラインレッスンでは回線の調子を確認する意味も含めて
聞こえますか?
見えますか?
と聞いていました。
これは、私も使います。
画面が動いているかの確認もしたいので、手を振ったり、ジェスチャーをつけています。
ネット回線の確認のためやっているのです。
テンション高い先生だなと思われているかもしれませんが。
ウォーミングアップにするといいもの
あいさつが終わってすぐに本題に入る先生はいませんでした。当然といえば、当然ですが。
「こんにちは。じゃ、今日は60ページからね」
なんて、突然すぎる気がしますよね。
何人かの先生とレッスンをしましたが、初レッスンの時はその度に自己紹介をしていました。
「また自己紹介からか」と思っていましたが、だんだん慣れてきて、自分のことについて色々と話せるようになってきました。
これは小さな成功体験を積み重ねているようでした。
外国語で自分のことを話せるようになることは語学学習者の求めるところです。
自己紹介を極めるレッスンというのがあってもいいかもしれないと思ったくらいです。
終わり方は先生から言い出した方がいい。
レッスン時間はしっかりと守らなければなりません。
次のレッスンが待っていますからね。先生も忙しいです。
時間になったら、「時間ですね。今日はここまでです」としっかり伝えてくれました。
終わりの時間に近づいたら、「質問はありますか?」と終了5分ぐらい前には聞いてくれますし、「いつでも質問してね」と言ってくれます。
そして、通話終了のボタンも先生側で切ってくれます。
授業の時間配分などはオンラインレッスンに限らず、先生のコントロールがいいですね。
好みの先生はいる。
これは今後、オンラインレッスンを続けていく上で、とても良い発見でした。
実際に何人かの先生とレッスンをしてみました。
それぞれタイプが違う先生を選んでみましたが、やはり好みの先生というのはいるものです。
その時間、心地いい時間として、自分のゴールに近づいていける実感できる先生から習いたいと願うものです。
他の先生が良くないというわけではなく、自分の思い描くゴールへのアプローチの仕方が私に合っていたというだけです。
人気のある先生ももちろんいらっしゃいますが、そういう先生が自分に合うとは限らないんです。
今後、日本語オンラインレッスンを続けていく上で、「1回のレッスンだけで、継続してくれなかった」と悩む時が来るかもしれません。
先生と生徒だって生身の人間。相性があって当然です。
自分のレッスンを振り返ることはとても大切ですが、悩みすぎるのも良くないです。
ネット回線が不安定だと会話が成り立たない。
これはオンラインレッスン特有な問題ですね。
ネット回線は上りも下りも安定していないと、レッスン時間が無駄になってしまいます。
ご近所さんでもWi-Fiを多く使っている環境だと不安定になりやすいです。
休前日の夜間とか。
実は我が家のルーターも10年選手なので、買い換えようかと思案中です。
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LANのことは少しは勉強しておいた方がいい。
上の項とも関連してますが、オンラインレッスンで回線トラブルがあった場合、最悪キャンセルになることがあります。
そのトラブルが
- 回線の問題なのか
- 使っているアプリケーションの問題なのか
- 周辺機器の問題なのか
ある程度の判断ができるといいかもしれませんね。
機器やアプリケーションの再起動で問題解決することもあります。
慌てず、対処できることが大切です。
自分も生徒となってみることが大事。
日本語学校で約5年。
ブラジルで2年。
工学系専門学校で約10年。
対面で教えてきた私が英会話のオンラインレッスンでの発見について、記事にしてみました。
これは私の発見です。
一人一人に発見があります。
私が見つけられなかった発見があると思います。
まずはオンラインレッスンの生徒になって、自分が目指すレッスンのために何が必要か、体験してみてください。
相手の立場になって、考える。
こうした気持ちはいつでも持ち続けていたいものです。
おわり