インタビューメモ「地域日本語教育の体制作りについて」

先日、地域における日本語教育の体制づくりについて、インタビューを受けました。

言語化することで、今までのことはもちろん、これからのことへの展望にもなりましたので、ここに書き留めておこうと思います。


インタビュアー: 長野県の「地域日本語教育の総合的な体制づくり」の理念について、ご自身の理解を教えていただけますか?

私: この取り組みは、地域に住む外国人への支援だけでなく、日本人住民への異文化や多文化への理解を促進することを目指しています。その結果、多文化共生社会に貢献する事業となり、外国人や日本人、異文化を意識せずに、個々の人が自分らしく生活できる社会の実現に向けた第一歩となるでしょう。

インタビュアー: ご自身の担当範囲及び役割は何ですか?

私: 私の担当範囲及び役割は、地域に住む外国人への支援だけでなく、日本人住民への異文化や多文化への理解促進です。

インタビュアー: それでは、ご自身の担当する各取り組みの進捗状況とその過程における課題を教えていただけますか?

私: 現在の取り組みの進捗状況としては、まだまだ「外国人は受け入れたくない」「外国人は危険」といった意識が根強く残っている課題があります。この意識は行政機関にも影響を与えています。また、日本語教育の普及に関しても、専門性の理解が不十分な状況が課題として挙げられます。

インタビュアー: 地域日本語教育コーディネーターとして、何を重視して取り組んでいますか?

私: 私が地域日本語教育コーディネーターとして重視しているのは、全体を俯瞰できる視野を持つことです。専門性は必要ですが、行政や一般市民の方々には、その専門性を押し付けるのではなく、謙虚な姿勢で対応し、協力関係を築いていくことが重要だと考えています。


とても短いメモですが、現在の私の思いを載せておきます。