「やさしい午後の台湾茶会」開催しました!

MIKI sensei

2025年6月22日に「やさしい午後の台湾茶会」を開催しました。

にほんごプラスでは、「世界の先生に会える場所」をコンセプトに「Hello!セカイのセンセイ!」という多文化体験イベントを開催しています。

今回は台湾出身の蔡翔宇さんを「セカイのセンセイ」としてお招きして、台湾茶についていろいろとお話ししていただきました。

今回の台湾茶イベントでは、センセイが「高山烏龍茶」について、教えてくださいました。

県立長野図書館3階の信州創造ラボで開催しました
県立長野図書館3階の信州創造ラボで開催しました

高山ウーロン茶とは

「高山烏龍茶」とは、標高1,000メートル以上の高い山で育てられる台湾のお茶のこと。山の上は昼と夜の気温差が大きく、霧も多いため、お茶の葉がゆっくり育ち、香り豊かでまろやかな味わいになるのだそうです。

先生は、阿里山石棹茶、梨山高冷茶、大禹領茶といった代表的な産地についても紹介してくれました。それぞれのお茶には個性があり、花のような香りや、ふんわり甘い味、コクのある風味などが楽しめるそうです。

台湾茶を愉しむ

さっそく、蔡さんが台湾茶を淹れてくださいました。

台湾の家庭にある普段使いの茶器セットを持参し、本格的に。

高級なものだと大理石でできているものや天然木でできたものもあるそうです。

台湾茶の香りの愉しみ方も教わり、それぞれのお茶の香りと風味を味わいました。

参加者同士で好みのお茶を選んだり、台湾の紅茶のお話を聞いたりとゆったりした時間を過ごしました。

絶品!アイスティーとパイナップルケーキ

また、センセイの計らいでアイスティーも用意してくださっていました。

手作りのパイナップルケーキは絶品で、丁寧に作られたパイナップルの餡が酸味と甘味のバランスが絶妙でお茶にぴったりでした。

また、打ち合わせでは「アイスティー」とだけ聞いていたのですが、なんとフルーツアイスティーを用意してくださっていました。

台湾では一般的なパッションフルーツとパイナップルのシロップを入れたアイスティーなんだそうです。

パッションフルーツは日本ではなかなか手に入らない果物ですが、ふんだんに使って作られたシロップでした。

このパッションフルーツとパイナップルのシロップを使った阿里山石棹茶のアイスティー。

初夏の午後のひと時にはぴったりで、参加者一同、大絶賛でした。

おわりに

台湾茶の香りと味わいを愉しむイベントがゆったりとした時間の中で終わっていきました。

参加者みんなが名残惜しい気持ちになりながらも、次のお茶会を約束し、解散しました。

こうして日本にいながらにして、外国の文化を愉しむ。

しかも同じ地域に住む人として愉しむ時間を持てたのはとてもうれしいことです。

これからもこうしたイベントを開催していきますので、興味のある方はぜひ、にほんごプラスのFacebookをチェックしてください。

チラシ(現在、募集は行っていません)

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