【掲載していただきました】協力隊の経験はどう生かされているか
みなさん、こんにちは。
例年になく、すごしやすい12月です。いかがお過ごしでしょうか。
Q1:現在の活動について教えてください。
現在、国立長野高専で留学生の「日本語」の授業を担当しています。留学生とともに「今」の日本を感じ、日本の高い技術力を世界に広める一助を担っています。また、厚生労働が創設した地域に住む外国籍住民のための日本語研修事業の講師として、生活のための日本語はもちろん、日本で働くための日本語を教えています。
Q2:協力隊の経験で一番印象に残っていることについて教えてください。
私たち日系社会青年ボランティアは各国の日系社会へと派遣されます。そこで見た日系社会に生きる人々は、実に日本を愛し、日本人として誇りを持って異国の地で活躍しています。現代の日本人が忘れかけている「誇り」や「愛国心」、そして「つながり」を思い出させてくれました。
Q3:今の活動に、協力隊の経験はどう生かされていますか。
来日間もない留学生の寂しさや不安は、手に取るように分かります。慣れ親しんだ地域、そして家族と離れて生活することは想像以上に心に負担がかかります。そんな心に寄り添いたいという気持ちは、私自身の協力隊の経験からのものです。
Q4:これからの夢、チャレンジしたいことを教えてください。
夢はたくさんありますが、日本に住む外国籍住民の方々が安心して暮らしていけるために、「日本語」を通してお手伝いしていきたいと思います。
そしていつか、再びブラジルの豊かな大自然を味わいに行きたいと思っています。また、ブラジルをはじめとする海外の日系社会についても紹介していきたいと思います。
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協力隊の2年間は様々な経験をしました。
10年前に帰国しましたが、今も鮮明に思い出せるほどの経験の数々です。
中には思い出したくないことや苦い経験だってあります。
それでも、帰国してしまうとどれもがキラキラとした思い出です。
そして、私の成長の一つ一つとして生きています。
先日、とある帰国隊員と話をしましたが、
「活動中は(参加したことに)後悔している人もいたけど、帰国してからは『行かなければよかった』という後悔をしている人は見たことがない」
との言葉が印象的で、まさにその通りだと思いました。
彼女とは国も違うし、派遣されていた年も違います。
一種の帰国隊員あるあるですね。
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