【MIKI senseiのにほんごラジオ】Ep.16 Happy new RABBIT year!!! 卯年、おめでとう! 「うさぎ」にまつわる日本語。Are rabbits BIRDS ???????

みなさん、こんにちは。

MIKIです。

MIKIsensei の日本語ラジオへようこそ。

このポッドキャストは日本語を勉強しているあなたにフィットしたラジオです。

日本や日本語について、楽しくお話ししています。

わたしといっしょに日本語の旅に出ませんか?

この番組のスクリプトは、私のウェブサイトにあります。

それでは、今日も最後までお楽しみください。

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みなさん、新年、あけましておめでとうございます。

MIKIです。

2023年、初のポッドキャストを収録しています。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、今年は2023年です。

令和5年です。

そして、干支は、うさぎ、卯年ですね。

きょうはうさぎに関する言葉を紹介したいと思います。

それは「二兎追うものは一兎をも得ず」という言葉です。

兎という漢字は「ト」とも読むのですが、この「二兎」は「二羽の兎」という意味です。

「二羽のうさぎを追いかける人は一羽のうさぎも得ることができない、捕まえることができない」と、言い換えることができます。これはどういう意味でしょうか。

 この言葉の意味は「欲張っていると、一つも自分のものにできない」という意味になります。欲張ることはよくないことだという教えですね。

さて、私はうさぎを「一羽、二羽」と数えました。

リスナーの皆さんの中には「一羽、二羽は鳥の数え方じゃない?」と思った人もいたのではないでしょうか。

そう、その通りです。

本当は「一羽、二羽」は鳥の数え方です。「鶏が一羽います」「すずめの子が五羽生まれた」というふうに使います。

うさぎは鳥ではありませんが、「一羽、二羽」と数えます。どうしてでしょうか。

日本で、昔々の江戸時代に4本足の動物の肉を食べてはいけない、というルールができました。うさぎは、そのルールができる前までは、普通に食べられていました。4本足の動物の肉を食べてはいけないというルールができてからは、兎や豚などを食べることはできなくなりましたが、鳥は2本足で歩くので、食べることができました。

 そこで、うさぎを今まで通り食べたい人たちは「うさぎは鳥だ」といい、数え方も鳥と同じ「一羽、二羽」と数えるようになったと言われています。

 この「うさぎは鳥だから、一羽二羽と数える」という考えは、確かなことではないとも言われています。

確かに、「うさぎは鳥だ」というのは、とても無理がある主張ですよね。でも、そこまでうさぎを食べたかったんですね。もしかしたら、当時の日本は、今のようにいろいろな食材がなかったと思います。ですから、うさぎの肉はとても貴重だったでしょう。そんなことを考えたら、当時の日本人の無理のある主張も許してあげたくなりますね。

さて、今年の干支のうさぎ。

みなさんの国や地域ではどんなイメージがありますか。

現代の日本ではうさぎは「かわいい」というイメージがありますが、古い日本の神話などには少し意地悪だったり、頭がいい動物として登場します。

ぜひ、アンカーでお聞きの方はボイスメッセージで教えてください。

そのほかの方はメッセージフォームで教えてくださいね。

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今日も最後まで聞いてくださり、ありがとうございました。

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